地盤調査をするメリット|命はお金で買えない

工事

貴重な水源

井戸

さく井工事の手法について

世界中の各地で水の確保を目的に井戸が掘られています。特に、安定した水源を持たない地域では地下水を引き上げるための井戸は文字どおりライフランに一つです。井戸水は、周辺住民の飲料だけはなく、農業用水、工業用水あるいは災害用に利用される貴重な水源です。したがって、さく井工事の重要性は改めて指摘するまでもありません。最近、低価格でさく井工事を請け負う専門業者も現れてきたことから、地下水の利用を目的としたさく井工事が各地で行われる傾向があります。他方、産業用として行われるさく井工事の分野では、最も一般的な工法であるロータリー方式とは全く異なる、エアーハンバー工法と呼ばれる方式が注目されています。圧縮空気を使ったこの新しい工法により大幅に工期が短縮されることから今注目されています。

まだ限定的な形での利用

別名、ダウンザホールハンマー工法と称されている、この新しい方式は、現在、広く普及しているロータリーと明らかな違いがあります。先に述べたように、圧縮空気を利用して先端部を振動させながら掘削していきます。この方式の最大のメリットは掘削スピードです。しかし、その掘削速度の高さから、ロータリー方式のような作業速度に合った機械制御が難しく、まだ普及が進んでいません。また、圧縮空気で掘削するため、必要な圧力と風量を確保するためのコンプレッサーの能力に依存します。したがって、現時点では大口径や大深度のさく井工事には適していません。比較的、口径の少ない震度の浅いさく井工事に限定されています。このように、一定の条件下で適した新しい工法も含め、総合的な条件に適した作成工法を選ぶことが重要だと言えます。